私の都心アクセス口である池袋から歩きます。
まず池袋駅からは東通りを経て、雑司が谷霊園の街路を通って行くことにしました。
近年の整然とした墓地とは違いかなり野性味のある墓地で、
雑草や低木がわりと自由に生えていて、
一区画にちょこんとした墓石があるだけのものもあります。
ただ、名前は江戸時代・明治時代の名家と思しきものが多いですね。
階段も雑司が谷地域の魅力です。
上の写真の場所では、右の柵がいい味。
このコンクリートに鉄棒が2本渡っているタイプは古いですね。
東京でも限られた場所にしか残っていません。
階段がまっすぐではなく、向きや幅が変わるのも面白いと思います。
最近のものだとあまりないのですが、古く小狭い町の階段はこんなのが多いようです。
私はこの上の写真の場所が好きです(奥に見えるのが2枚上の写真の階段)。
騙し絵のように半分壁に突っ込む階段です。
そしてこの手前はかなり狭くなっています。
音羽の暗渠に出ました。ここは川べりの船着場のようなスペースで好きでしたが、
階段が補修されていました。
まあ、もちろん悪いことではないのですが。
新大塚公園のほうから小日向の住宅地に登ってみました。
私などが住むことは到底かなわないような東京屈指の高級住宅地ですが、
まだ団地(社宅)なども健在。
私は暗渠も好きですが、開けた台地の上を歩くのも好きなのです。
改代町・水道町の間の狭い暗渠を抜けて、神楽坂に近づきました。
不規則な古い石積みが各所に残っています。
こういうのは起伏が激しく歴史の深い東京らしいところですね。
ということで神楽坂のイベントに到着です。
知り合いが出店しているため、なるべく毎年行くようにしています。
書くのがずいぶんと遅くなりましたが、天気もよくサクッと気持よく歩けた散策でした。
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